ギターに少しでも興味があればどこかで聞いたことがあるであろう音楽理論という言葉。
何やら難しそうな名前ですし「理論」とかついているので名前だけ見て敬遠していたり、中には曲を作ったりしない分には学んでも意味がないものだと思っている人も多いと思います。
そんなことありません!音楽理論の基礎の基礎くらいは知っておくとギター上達の大きな助けになります!
「嘘つけカス」と思った方はもう少しでいいのでこの記事を読んでみてください。
音楽理論て結局何なの?
まずはwikipedia様による音楽理論の説明です。Wikipediaをディスる訳ではないのですが具体的でないため意味が分かりづらいですね。
音楽理論とは音楽の構造や手法を理論立てて説明するものとありますがここでいう構造や手法というのは具体的に言えばスケールやコードのことになります。
世の中にはある曲に合わせて音を鳴らしたときに気持ちのいい音と気持ちの悪い音があります。
めちゃめちゃ簡単に言うとその中で気持ちのいい音だけを集めたものをスケールといいそこから構成された和音(複数の音を鳴らした音)をコードと呼びます。
そして音楽理論とはその気持ちのいい音についてどういう音が気持ちよくてどういう音が気持ち悪いかを理論立てて説明したものになります。
最初は多分そんな感じの解釈でいいんだと思います。
間違ってたらすいません。
音楽理論が分かるとできるようになること
ギター指板上の度数(Rはルート音)
次に一番大事なこと。音楽理論を学んでできるようになることについてです。
音楽理論を学んでできるようになることは無数にありますがギターを弾く人にとってうれしいのはこのあたりのことだと思います。
こんな感じですね。まとめると音楽理論を学ぶとコードやスケールになどに関して覚えやすくなるということと音楽をより楽しむことができるということです!
例えば数学でいえばある方程式を解く時に式を1行1行覚えるのではなく解き方を覚えた方が簡単に解けますしちょっとだけ楽しくなりますよね?
音楽理論とはそんな感じです。
コードに関して言えば例えばギター弾いててBm7(♭5)というコードがでてきたとして音楽理論を知らなければグーグル検索で「Bm7(♭5) コード 抑え方」で検索するしかありませんが、音楽理論を知ってれば「Bm7(♭5)はBmの5度の音を半音下げたものだからこれか!」みたいな感じで自分で導き出すことができます。
まあそれを弾きながら即座に考えるのは無理なので最終的にはコードフォームを覚えるのですが少しだけ覚えやすくなりますしなんとなく俺音楽やってる感がでて楽しいです。
こんな感じでコードやスケールなど、構成やその意味を知らなくても覚えることでなんとかなるのですがそれは疲れるしあまりにも面白くないのでそれなら音楽理論を少し勉強して分かるようになった方が楽だしギター楽しくなるよということがあると思います。
もちろんこれからギターを極めたいと思う方は絶対に学んだ方がいいのですが、そうではなくちょっと週末にコピバンするくらいの人でも音楽理論はギターを楽しむために少しでいいので勉強した方がいいと思います。
どれくらい勉強すればいいの??
それでは一体どれくらい深く勉強すればギターの演奏に生かすことができるの?ということについてです。
僕が思うに具体的には「コードとスケールの成り立ち」について説明できるくらいの知識があれば十分だと思います。
もちろんそれより深く学べばそれだけ分かることが多くなり楽しみも増えると思います。
ただその労力と増える楽しみの量を考えたときにコードとスケールの意味が分かるくらいのところまで学ぶのが一番ちょうどいいところなのかなと思います。
その段階ならそんなに勉強しなくてもいいです。覚えることが多いのでどれくらい時間がかかるかは何とも言えませんが理解するだけなら1時間ちょっとで終わると思います。
ここまで読んで音楽理論に少しでも興味を持った方はそのままの勢いでこちらの記事も読んでみてほしいです。
これらが理解できればとりあえず音楽理論に関しては基礎の基礎は大丈夫です。
もっと知りたい!と思った方はぜひ本屋さんでそういう類の教則本を買って理解してみてください!
![]() ギターで覚える音楽理論 確信を持ってプレイするために [ 養父貴 ] |
きっともっと音楽が楽しくなりますよ!