24歳から始めるDTM

24歳から始めるDTM

もともとは22歳から始めるエレキギターというブログでした。

コード進行の作り方・アレンジ方法について【DTM】

曲作りを行う上で非常に大事な要素となるコード進行。

 

ですが人間が気持ちいと感じるコード進行は意外にそんなに多くなく、王道進行とカノン進行と小室進行あたりが世の中の楽曲の大半を占めるのが現状となっております。

 

「コード進行が同じなら曲もだいたい似たようなものになってしまうんじゃないの?」

 

そう思う方も多いかと思うのですが実はそうではなく、作曲をする人はこれらのコード進行をそのまま使うのではなく自分なりにアレンジを加えて使用しているので、その人の個性がしっかり曲の中で出せるという訳なのです。

 

というわけで。この記事ではそんなコード進行について、自分なりにアレンジをするにはどのようにすればよいのかということを紹介していきたいと思います。

 

この記事をしっかり理解すれば既存のコード進行に頼るのではなく自分なりのコード進行を作れるようになるはずです。

 

よろしくお願いします!

 

コード進行のアレンジ方法

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世の中に色々なコード進行があることと同じでコード進行のアレンジの方法も世の中にはたくさんあります。

 

ですがその中でもある程度一般的なコード進行のアレンジ方法について紹介していきたいと思います。

 

コード進行ということで音楽理論に関する話がたくさんでてきますが、よく分からない方はコチラの記事を参考に見てもらえればと思います。

 

それではいきます!

 

アレンジ方法その1 代理コードを使う

 

まずは代理コードを使うというものです。

 

簡単に説明すると代理コードを使うということは「同じ特性を持つコードに置き換えること」になります。

 

代理コードがよく分からない人はこの記事を読んでみてください。

 

 

色々大事なところを省いて単純に説明すると、度数がⅠとⅢとⅥのコード、ⅡとⅣのコード、ⅤとⅦのコードは同じ機能を持つコードなため、それぞれ置き換えることができるということになります。

 

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※トニック・・・安定、 サブドミナント・・・やや不安定、 ドミナント・・・不安定

 

ここで一つの例としてCメジャーキーの3和音の王道進行で考えてみましょう。

 

王道進行はⅣ-Ⅴ-Ⅲ-Ⅵというコード進行でCメジャーでいうとF-G-Em-Amというコード進行になります。

 

ここで何となくFが気にくわないなと思った場合、Fは度数がⅣなのでⅡ(Dm)に置き換えることができます。

 

という訳で置き換えたものがコチラになります。

 

・置き換え前(F-G-Em-Am)

 

・置き換え後(DmーG-C-Am)

 

どうですか?代理コードを使っただけなので不自然になることがなく、何となく印象を少し変えることができたと思います。

 

もちろん代理コードを使ってもうまくいかない時もあるんですけどね。。。まあ適当に色々なコードを当てはめるよりかは断然早く自分の求めてる音が見つかるはずです。

 

これが代理コードに置き換えるということになります。

 

ちなみに代理コードとはだいぶ意味合いが違いますが、代理コードと同じくあるコードを他のコードに置換できるというもので代理ドミナントと二次代理ドミナント(裏コード)というものがあります。

 

興味のある方は是非読んでみてください。

 

 

アレンジ方法その2 モーダルインターチェンジを使う

 

次にモーダルインターチェンジを使うということです。

 

何となく名前が難しいですが簡単に言うとモーダルインターチェンジを使うというのは「メジャーとマイナーを入れ替えたキーの同じ度数の音を使うこと」になります。

 

1つずつ解説していきます。

 

スケールにはよく使われるものにメジャースケールとマイナースケールがあります。

 

そしてそれぞれのスケールにはそのスケール内の音だけで構成された7つのダイアトニックコードが存在します。

 

ここで例としてキーCの3和音のメジャースケールとマイナースケールのダイアトニックコードを見てみましょう。

 

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これを踏まえた上でモーダルインターチェンジの説明をすると、モーダルインターチェンジとはこの2つのスケールの同じ度数の音を代わりに使うということになります。

 

例えば王道進行F-G-Em-Amでいうとこんな感じです。

 

・置き換え前(F-G-Em-Am)

 

・置き換え後(F-Gm-Em-Am)

 

どうでしょうか。ノンダイアトニックコード(ダイアトニックコード以外のコード)を使っているのでやや不安定な音になりますが、それがおしゃれに感じたり、また一度不安定なコードに行ってからダイアトニックコードの安定な音に進むことで気持ちよさを増幅させたりすることができます。

 

また、今回はコード進行の中で1つのコードのみをモーダルインターチェンジを使って他のコードに置き換えましたが、実際には曲の1節丸ごとをモーダルインターチェンジを使って置き換えたりすることもあります。

 

もっと詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。

 

guitar-electric.hatenablog.jp

 

アレンジ方法その3 ドミナントモーションを使う

 

ドミナントモーションとはドミナント(不安定)からトニック(安定)に進む動きのことで、例えばⅤ→Ⅰなどの動きがドミナントモーションにあたります。

 

コード進行をアレンジするときにどう使うのかというと、トニックに進む前にドミナントの音を一度はさむということになります。

 

言葉で言っても難しいですよね。例を見てみましょう。

 

またもやCメジャーキーの王道進行で、最後のAmを同じトニックの性質を持つCに変えたコード進行についてみていきます。

 

・F-G-Em-C

 

このコード進行だとEmとCが両方ともトニックの性質を持っているので最後にCに進んだときにあまり終わった感を感じることができません。

 

そこでEmとCの間に一度ドミナントの性質を持つGの音をはさむと、Gの音はⅤの音なのでⅤ→Ⅰのドミナントモーションの動きが加わります。

 

・F-G-Em-G C

 

どうでしょうか。何となく変更を加える前よりも終わった感がありませんか?

 

これがドミナントモーションを使うということです。

 

またⅤ→Ⅰの動きの他にもⅦ→Ⅲなどの動きも似たような効果を生み出します。それらはセカンダリー・ドミナントと呼ばれるもので、ドミナントモーションと同じくコード進行を考える時に参考になる考え方になります。

 

ドミナントモーションとセカンダリードミナントについてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

 

guitar-electric.hatenablog.jp

 

 

アレンジ方法その4 分数コードを使う

 

次に分数コードを使うというものです。

 

分数コード(オンコードとも言う)とはコード譜とかに書いてあるConGとかC/Gとかのコードのことを指します。(ConGとC/Gは同じ意味)

 

簡単に言うと普通のコードにルート音を追加したコードになります。よく分からない人はコチラの記事を読んでみてください。

 

guitar-electric.hatenablog.jp

 

で、このオンコードを使うとどのような効果があるかというと、ルート音の動きをなだらかにすることができるという効果があります。

 

例えばCメジャーキーのC-G-A-Gというコードがあったとします。

 

・C-G-Am-G

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これでも全然いい感じに聞こえるのですが、2つ目のコードGにルート音B

を足してG/Bとして弾いてみましょう。

 

・C-G/B-Am-G

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どうでしょうか。何となくなだらかになっていませんか?

 

これはGの音をG/Bと変化させたことでルート音が一音ずつ下がり、コードのつながりがよりキレイになったからです。

 

このように一音ずつルート音を降下させたり上昇させたり、またずっと同じルート音にしたりなど、ルート音のつながりをキレイなものにするときにオンコードはよく使われます。

 

 

アレンジ方法その5 テンションコードを使う

 

次にテンションコードを使うです。

 

テンションコードとは先ほど紹介したルート音に一音追加するオンコードとは逆にコードの中で最も高い音に一音追加したものになります。

 

コードの右上に小さく()で書かれているやつですね。C7(9)とかBm7-9といった書き方をされることが多いです。

 

これの使い方は先ほどのオンコードの高い音バージョンと考えてもらって結構です。オンコードでは最も低い音のつながりを変化させましたが、テンションコードは最も高いおとのつながりを変化させることができます。

 

CM7-G7-Am7-G7

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CM7-G7(9)-Am7-G7

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一番高い音が1つずつ下降していくコード進行になりましたね。

 

テンションコードはそのほかにも単純にそのコードの持つ雰囲気を変えるためにも使われます。

 

加えるテンションコードはそのコードの持つ構成音の半音違いの音(短2度という)以外であればそこまで大きくコードの雰囲気を壊すことはありません。

 

俗にいうジミヘンコードE7(#9)もこのテンションコードを使ったものです。是非色々試しておしゃれな響きのコードを自分の曲に取り入れてみてください。

 

 

アレンジ方法その6 それ以外のおしゃれなコードを使う

 

最後のダイアトニックコードにはあまり入ることのないおしゃれなコードを使うということです。

 

おしゃれなコードというのは具体的にはdimadd9sus4などといったコードになります。

 

コイツらを上手く使えればもう文句なしのコードマスターです。

 

ただ、それぞれの使い方はここで説明しきれないのでそれぞれの記事を読んでみてください。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

だいたいこれだけのことをしっかり理解できていればあとは経験だと思います。

 

曲を聞いたりまたはギターやピアノで弾いている時に「ここ気持ちいいな」と思うコード進行があればそれを逐一自分の引き出しに入れていくことが大切です。

 

偉そうなことを言ってますが僕もまだまだ理解できているだけで、実際の曲に取り入れようと思うとうまくいかないことも多いです。

 

是非一緒になって頑張っていきましょう!

 

ありがとうございました!